雪見のつれづれ

感想とか色々

ステを観劇しない理由

表題で分かると思いますが、一切褒める事はありません。読後に噛み付かれても、スルーします。
刀ステのここがおかしいっていう部分を、つらつら書き出します。ステ大好きって方は読まない方が、お互いの為です。























初演のライビュだけ観たんですけどね。どんなものなのかなって。
蓋を開けたら、脚本もセットもミュのパクリと言えるようなもの。殺陣はぐだぐだで息は合ってない上に、練習不足が分かるような切っ先ぶれっぶれの殺陣。話は内容がない。

……え??正直、脚本は何をしていたの??という、レベルでした。せっかくミュージカルと舞台と魅せ方の違うものを用意されてるのに、パクリって言われて「そうです」と答えられる程度の脚本ってどうかと思うんですよ。それ、エンターテイメントで許されるんですかね??

刀剣男士達が、元の主について後悔の念とかあるのは良いんですよ。ですがね。
織田信長とは何なのでしょうか」
所有されてた、刀剣が言う台詞じゃないと思います。有り得ない。こっちが聞きたいわ!!!!
あと本当に許せなかったのは、小夜の扱いです。1人だけかなり動けてカンパニー内で浮くからって、劇中で怪我させるって役者の事を何だと思ってるんだ??と。
は?でした。
は??動き封じるんだ、と。こーゆー事を平気でしてしまう、演出家兼脚本家なんだなと。
ここで、人間性が垣間見えました。

話は本当に内容が無さすぎて、眠くなりました。
何を伝えたいのか、さっっぱり分からない。キャラ萌えしてる人達だけが、楽しい作品かな?と。

殺陣も本当に、ごく一部が下手で下手で…
衣装で誤魔化してても、腰が引けてるし体幹ないし太刀の切っ先ぶれるしきちんと止められてないし…
芝居も下手で、これで本人が持て囃されてるのが理解に苦しみました…
どこが上手いの!?と、聞きたい。声色変えられるのは特技であって、芝居が上手いとはまったく違う話です。何年経っても下手なままですね。向上心が見られない。

殺陣(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%BA%E9%99%A3)ですが、芝居での殺陣というのは決して早ければ 格好いい=凄い
では、ありません。
勘違いなさってる方結構居ますけど、殺陣はルールでもあって、観客に綺麗に魅せるものでもあります。ステの殺陣は、筋肉が動いてなかったんです。刀を振るう時に使われるべき筋肉が一切ね。本来なら、殺陣師が指導しなくてはならないのに役者にその動きが見受けられなかったので、そこも残念というか期待外れでした。
ちゃんと筋肉を意識してやってたのは、まんばちゃんですね。中の人は殺陣を長い事やっててご本人も研鑽を積む役者さんなので、唯一綺麗だなと思えました。他の出演者様は、これが初見でしたので比べるものがないです。ただ、本当に役者殺しの脚本と演出だなって。
上演時間はある程度決まってるのに、脚本家が捌けない主要人数を突っ込むなと。だから、話が間延びするしだらけるし中身がなくなる。


次作の伊達組の話も、支部から引っ張ってきたような内容をやったらしいじゃないですか。黒鶴。
アホかと。
明らかに、二次創作からの輸入じゃないですか。それ、喜ばれるとでも思ってんのかと。
これ聞いた時に、ステ終わるなとすら思いました。役者が人質になってるファンは可哀想です…
本当に……


ステは脚本と演出が下手なんですよね。とにかく。
脚本と演出家次第では、出演者が多数いても上手く話作れるし、ぐだぐだにならないし面白い作品になるんですよ。能力がない人がやるから、つまらない作品にしかならない。
.5にそこまで求めるなって声が聞こえそうですけど、.5の作品をサブカルだからって馬鹿にされないようにするには、ここは避けられないと思います。
観劇普段からしない人達を引き込む入り口としては、良いとは思うんですけど。

今作の感想もキャラ萌えしか流れて来ないので、その程度の内容なのかと呆れ気味です。
脚本と演出家が変わらない限り、もう2度と観る事はないでしょう。

あー、すっきりした。吐き出すのって、大事ですね。