雪見のつれづれ

感想とか色々

パライソ、ネタバレ

読まれた後の文句は受け付けません。批判もすべて無視します。もとより、このブログは雪見の備忘録でもあります。自慢だと思われる方がいるのは承知です。ですが、敢えて書きます。


その名の通りです。ネタバレを書くべきか、正直悩みました。

ですが、このままこの後の上演ができるのかすら分からない状態で感想さえも曖昧なままでいたくないなと結論が出ました。

東京・神戸・熊本公演が最初で最後だった方がいるかも知れない

宮城・凱旋も分かりません。

ならせめて、ネタバレが見たいという方に読んで貰った方が良いのではと。

 

俳優陣が稽古をしてそれを観客に届けられないのも、あまりにも辛すぎます。

公演を観て、その感想を綴れば少しでも届ける事が出来のではないかなと思います。

もう一度書きます。ネタバレです。

読まれた後の文句は、一切受け付けません。

自己責任です。構わない方はスクロールして下さい。あと、時系列バラバラです。申し訳ない。

鶴さんに絶賛片思い中の人間が書いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公式が歴史上人物をサイトTwitterにも載せなかったのは、登場人物で話が全部分かってしまうからです。それでなくても、繋がりの深い刀剣男士の出陣である程度は判明してしまいますが。ここ数年で、運営は審神者に対して信頼を寄せてくれてます。そして、余白は考察する事も。これは、演劇にとって大きい事かと思います。それを全て加味したうえで、今回の静かの海のパライソが上演されました。

予想通り、島原の乱です。

ただ、島原の乱を題材にした割にはあまりキツくはないです。雪見は多感期の頃に島原の乱の資料を読み漁り、その日の夕飯が喉を通らなかった記憶があります。

あの頃に比べると全然、といった具合です。メインが刀剣男士だから、そうしたのかなとは思いました。

今回、天草四郎は時間遡行軍によって殺されてしまいます。

その現場に駆け付けた刀剣男士も彼の命の灯が消えた事を知り、鶴さん以外はどうすれば良いのかと悩みますが鶴さんは突如、天草四郎の首からロザリオを取り自分の首にかけ「俺が天草四郎だ!」と、歌い出します。

そして、日向正宗・浦島虎徹にも「きみたちも天草四郎になれそうだな!」と3振りで天草四郎に成り代わり、歴史を守ろうします。

伽羅ちゃんは天草四郎になれないから、演技指導を頼むぜ!と鶴さんに言われる。

一揆するには人数が足りない、だから別れて人数を集めようと、鶴さん&伽羅ちゃん・日向&豊前・浦島&松井でそれぞれ動きます。

 

今回、鶴さんはあおさくに続いて二度目の隊長です。今までの刀ミュでは、有り得ませんでした。新しいフェーズなのだなと、こちらも受け取りができました。

松井も過去と向き合って辛い事になります。農民側で一揆のための人集めをしたと思ったら、豊前と共に幕府側に回れと突如鶴さんに言われてしまう。

それはまた、農民(キリシタン)を斬れとの同意義。思い悩む松井に豊前が寄り添い、「俺、両手あいてっからさ」と優しさを見せます。

豊前豊前で、鶴さんの真意に気づいていて鶴さんに「ありがとう」と告げます。今度は傍に居れるからと。豊前に「松井を頼む」と言った鶴さん。

ここで、どれだけ肩の荷が下りたんだろうか。 

伽羅ちゃんはこの前(?)に、鶴さんに「石切丸は一人で抱えて堕ちかけた」と声を掛けます。「どうして、憎まれ役を演じるんだ」とも。その鶴さんの答えが「自分自身を憎める位がちょうど良い」

はああああああああああ

 

鶴丸国永、そーゆー所!!!

 

鶴さん、今作は松井から恨まれる事を承知で一見すると冷酷な一面を見せます。松井の心の負担を減らす為に、わざと仕向けたのだろうと鶴さん大好き芸人は推察します。恐らく、そうです。

一方浦島は、島原の乱は生まれてないからと純真無垢のまま、一揆に加わった農民の幼い兄弟と親しくなります。松井はそんな浦島に今回の作戦に疑問を抱いていると心情を吐露するも、浦島は「蜂須賀兄ちゃんが言ってたんだけど、強い人は悲しいんだって」

この台詞は、幕天好きには堪らない台詞です。無理です。

「悲しいから強くなるしかなかったって」

う、浦島ああああああ(泣)

兼さんから言われた事を、蜂須賀が自分なりに解釈してそれを弟に伝えてるのがしんどい

三日月宗近鶴丸国永は信用していいって、長曽根兄ちゃんが言ってた!」

太陽そのものです。

鶴さんは、農民が原城で皆殺しにされる様を見せたくないと言って食糧調達の為に遠ざけます。結局、浦島は目撃することになりますが。

日向は、正宗としての誇りが全面に出る形となりました。日向まで一揆の事に踏み込むには時間が足りなかったのかな?と。鶴さんの作戦に戸惑いつつも従い、それなりに納得したかのように見えました。ただ、次回作で日向くんがしんどい目に遭う為の布石なら、あっさりさせたのは納得です。

豊前は、江の光です。初恋泥棒兼彼氏擬人化夢女大量生産

松井を支えるわ、鶴さんに感謝するわ

出来た男ですよ。ちなみに豊前、「松、桑、鶴さん」呼びです。

伽羅ちゃん。鶴さんの支えになるのが、伽羅ちゃんです。石切丸の事がトラウマなのか、伽羅ちゃんは出来るだけ鶴さんの傍に居ます。文句も何も言わずに。憎まれ役を買い、歴史を守る為に人間を躊躇なく斬り捨てていく鶴さんの心労を少しでも軽くする為に。そんな伽羅ちゃんだからこそ、鶴さんは本音を零せました。原城で籠城した農民達の死体をみて「3万7千は数字じゃねぇんだよ!命なんだよ!!救ってやれよ!!!」と。台詞こんな感じでした。吐露した気持ちと表情が痛々しくて、鶴さんの事を思うと辛くてですね…

この時も、伽羅ちゃんは鶴さんの傍に居ます。この後よろけた鶴さんに肩を貸すのですが、これ相手が伽羅ちゃんだから鶴さんは隠す事もしなかったんです。光忠や貞ちゃんだったら虚勢を張って悟られまいと振る舞います。伽羅ちゃんは、ただ黙って傍に居る。だから、鶴さんも弱い所を見せられるんです。

今回も、三日月の物部が出てきます。三日月か鶴さんに伝言があるといい「あまり無理をするな」と受け取り、「しゃらくせぇ」と返してくれと告げます。

 

この2振りめっ…!!!(床バシバシ)

 

三日月がしている事を知りそれを利用している鶴丸と、利用されている事も知りつつ弟分のような存在を気遣う三日月。

パライソだけでは、正直無理だと思うので。阿津賀志山異聞・幕末天狼傳・三百年の子守唄・つはものどもは、ゆめのあと・葵咲本紀・歌合は観ていた方が良いです。

今回ほど、新規さんには入りが難しいなと感じた作品はないです。

 

伽羅ちゃんと鶴さんのデュエット、一部であります。しっとりとしたバラードです。

命大事に。

歌の負担が、くるむくんに全部きてます。審神者Pに見せる舞と、本編でもかなり歌います。そして、一番ミュージカルしてます。あおさくは、spiさんともっくんが居たから負担はそこまでなかったんですが。パライソはくるむくんが、歌の核を担ってます。なんてことをさせてるんだと思いました。だからこそ、くるむくんが引っ張ってカンパニーの歌唱力の底上げをさせたいのかなと。

バックミュージックに、歌声がくるむくん以外消されるんです。歌詞も聞こえない。ここは声楽のボイトレでないと厳しいと思うので、なんとか頑張って欲しいですね…。

特にりいだあ…。歌が、その…。豊前らしいと言えば豊前らしいのですがががが

 

鶴さん、2部でソロあります

マジかよおおおおおおおおおおおお!?って、なりますよね。なりました。安心して下さい。今度はJ-POPです。かっこ良くて吐きそうです。

M1:全員ダンス(第1形態)

M2:全員歌唱(第2形態/燕尾服)

燕尾服です。

鶴さんの!!!燕尾服!!!!!!!!!!!!!!!!

結婚し(

※終わった後、雪見は鶴さんは王子様だと言い出します。今も言ってます。王子様。そう、王子様です。

M3:松井ソロ

M4:伽羅ちゃん&豊前

M5:日向&浦島

M6:鶴さんソロ

M7:タカラモノ

そう、タカラモノ。と、トライアル~(号泣)

客降り出来ないから曲を変えたのか分かりません。ですが、ずっと支えてた人にとっては、号泣案件でした。ここで、team三条with加州清光を歌うのかと…

泣くしかできなくて、キンブレ振れませんでした…。無理です…

M8:全員歌唱(第3形態)

浦島⇒真剣必殺より着てる!

日向⇒記憶なし(申し訳ない)

豊前⇒腹!!!腹出てる!!!

松井⇒右腕だけ露出

伽羅ちゃん⇒漢!!!!!

鶴丸⇒背中露出

 

以下、鶴さんの露出について。

 つはもの2部の三日月と衣装が同じだよおおおおおおおおおおおお!!!!(頭抱え)

えーっとですね、つはものの三日月2部の第3形態。あれの上半身を、白とグレー(多分、グレー)の配色にしたのが鶴さんの第3形態になります。なんということでしょう。

ここで、三条と五条の繋がりを出さなくても良いのでは…!?

背中。背中だよ、そう背中。

平常時だったら、悲鳴が上がってた…絶対上がってた……どういう事なの…背中…

鶴さんの…背中……せ…




記憶を頼りの書き出しなので、漏れがあります。あと、わざと歴史上人物誰が誰を演じたというのも書いてないです。

パンフに記載されてます。

思いだし次第、追記する予定です。



鶴さんの背中はダメだって